昨今話題になっているシャオミ製スマホについて、4年に渡って3台使ってきた私がその魅力をまとめました。
機種遍歴としては、次の3機種です。
Redmi note 3 Pro→mi5→mi9 SE
mi9SEを現役で使っていますが、コスパ最高でおサイフケータイが使えない以外は満足してます。
Xiaomiについて
Xiaomiは中国で2010年に設立されたメーカーです。
ユーザーの個人情報をアリババに渡していたり、CMで原爆投下を揶揄したりとマイナスな面が話題になっていますが、実は世界シェアで5位に入るほどの巨大メーカーです。
良い点
コスパが良い
何よりこれにつきます。
Xiaomiはスマホで利益をほとんど上げていないと言っているだけあって、他の大手メーカーと同スペックでも半額程度の値段で購入できるイメージです。
2万円台でミドル~ハイスペックのスマホが買えるのは、Xiaomiくらいではないでしょうか。
独自OSのMIUIが搭載されている
これは賛否あると思いますが、Xiaomiの独自OSであるMIUIには様々な機能が盛り込まれています。
特に便利なものを挙げてみます。
1 デュアルアプリ
一つのアプリを2つのデータで利用できる機能。
例えばLINEも2つのアカウントを使い分けて使用することができ、もちろんプッシュ通知も可能です。
2 セカンドスペース
デュアルアプリ機能のスマホ全体版。イメージとしてはWindowsのアカウント切り替えのような感じ。
プライベート用と仕事用とで、一つのスマホを使い分けるような用途に最適。
セカンドスペース上ではデュアルアプリ機能は使えないので、一つのアプリでデュアルアプリ分の+1、セカンドスペース分の+1で最大3つのアカウントを使い分ける事ができる。
3 アプリごとのバックグラウンド通信や自動起動などの制限
アプリによっては、バックグラウンドで勝手に通信しており、ギガと電力を消費してしまいますが、MIUIなら標準機能でアプリごとにバックグラウンド通信を制御することが出来る。
また、自動起動や権限の制御などもアプリごとに設定可能ですので、root権限を取得しなくても細かい設定管理が可能です。
4 電源オンオフのスケジュール管理
夜寝ている間は電源オフにして起きた頃に電源オンにするとか、不具合防止のために週1回は自動で再起動するといった設定が標準で可能です。
悪い点
プリインストールアプリが多い
多機能の裏返しで、プリインストールアプリがかなり多くなっています。
root権限を取得しないと無効にできないアプリも多く、使うことの無いアプリにリソースを取られる残念さがあります・・
ドコモのプラスエリアやauの周波数に未対応
これはXiaomiに限らず海外スマホには一般的なことですが、ドコモのプラスエリアと呼ばれる地方で必須な周波数に対応していないほか、auの周波数にもあまり対応していません。
一方でソフトバンクにはプラチナバンドを含めて多く対応しているため、SIMはソフトバンク回線を使うことがベターです。都市部ではドコモでも大丈夫だと思いますが、オススメしません。
サイズが大きい端末が多い
コスパの裏返しか、サイズが大きいスマホが多いです。その分、バッテリー容量も大きいものが多いですが。
小さめのXiaomiスマホもあるにはあるので、小さめが好きな人は事前にサイズを調べましょう。
海外から個人輸入する際の注意点
最近はauやOCNが取り扱いを始めましたが、Xiaomiのラインナップのほんの一握りだけですので、気に入ったスマホがなければ個人輸入する必要があります。
個人輸入はいろいろなサイトから可能ですが、私はaliexpressが安くてオススメです。
購入してから到着まで1ヶ月ほどかかるので、気長に待つ度量が必要。
到着後は最初に初期化する。玄人の方は公式ROMを焼き直すと良いですが、一般人はそこまでしなくても良いでしょう。
注意したほうが良い点は、商品によっては中国版端末をブートローダーアンロックした上で、グローバル版ROMを焼いていることがある点です。
そのままではGooglePayなどのアプリが使ませんし、単純にブートローダーを再ロックすると文鎮化といって端末が使えなくなることもあるので、商品ページや評価を良く確認したほうが良いでしょう。
オススメの運用
上述のとおり、Xiaomiスマホはソフトバンクの周波数と相性が良いので、ソフトバンク回線のSIMをメインに使うと良いです。
個人的にはLINEモバイルのソフトバンク回線がオススメです。平日昼に少し遅くなりますが、値段が安くてLINEは通信無制限で使えます。
また、デュアルSIMですので楽天モバイルの1年無料SIMをサブで刺しておけば、楽天モバイル回線で無制限に通信出来ます。パートナーエリア回線はXiaomi端末は周波数が未対応なことが多いと思うので、楽天モバイルのエリア外だと使えないですが・・
ケースの入手方法
Xiaomiは世界シェア5位に入るほどのメーカーですが、日本での知名度はまだ低く、ケースの販売も少ないです。
Amazonや楽天では取り扱いがありますが、種類が少なく割高なので、ケースもaliexpressから個人輸入するのがおすすめです。
特にオススメなのはXiaomi公式ケースです。aliexpressには横流し品か分かりませんが
、公式ケースが売られています。
例えば、こんな感じ。「Xiaomi case original」とかで検索すると出てきます。
オリジナルシャオ mi mi 9SE 9se ケース絹のようなソフトタッチ液状シリコーン電話ケース mi 9se 耐震バックカバー|ハーフラップケース| - AliExpress
公式ケースの見分け方は「mi」のロゴがケースに刻印されている点と、値段がその他のケースに比べて2倍程度する点です。
2倍といっても500円程度ですので、本体と一緒に購入して到着まで約一ヶ月気長に待ちましょう。
まとめ
海外通販に抵抗が無く、ソフトバンク回線のSIMを使う方には絶対におすすめのメーカーです。
まだまだ知名度が低く肩身が狭いので、愛用者が増えることを期待しています。